CD ができるまで☆その2

『私の思い出』ってかんじになってきましたが、
まぁ聞いて下さいね♪

ようやく夕方過ぎにレコーディング開始。
何事も、一生懸命にやればなんとかなる!と思っていましたが、
レコーディングはそうはいきませんでした(笑)

伊豆までの移動の疲れと、ほとんどレコーディング経験のない私。
一方、周りは百戦錬磨の先輩たち。
でも立場上、いろいろ教えて頂きつつも、決めて指示していかなくてはならない。

ヘッドホンのクリックを聞いて、冷静に演奏する。
後々まで残るものだから、シビアにつくらなければならない。
先輩方の、ふだんの、のんきな姿とは異なるオーラを感じて
圧倒されまくり。NEC_0264.jpg
自分の演奏で、ていっぱいの私。
しかも自分の音が裸になって、できないとこ丸聞こえ。
しかも、注意してもらっても、どこが悪いのかわからない。
どう直していいかわからない。

へこみまくりで、うなだれてました。

自分のイメージをきちんと持つこと。
耳を鍛えること。冷静さ。相手の音をきちんと聞くアンサンブル能力。
未だに私の大きな課題です。

ラバンバのホーンは3人が2回ずつ録音して、6人分の分厚いサウンドになっています。
イントロ部分とマンボの迫力は凄まじいです。
そして仕事が早い。慣れてる。完璧。
ラバンバはどうしても勢いを大事にしたくて、クリックを使わない事にしました。

オリジナルのミ ケリーダは、もともとはバラードです。
キューバサウンドの雰囲気を持つ、とても素敵な曲なのですが、
アレンジとキーが難解で、なかなか演奏するチャンスがありませんでした。
そこで、バイラブレな曲にリアレンジしようと思ったのですが、
なかなかメンバーに上手に意図が伝わらず、レコーディング時に模索した曲です。

どうしても、トゥンバオからスタートさせたくていれた、イントロのモンテゥーノ。
フルートとフリューゲルホーンのチャランガの響きが素敵なマンボ。
そして、だれもが唸る、宮地さんのセクシーなSAX。
宮地さんのために、あるような1曲になりました。
この曲は深夜のレコーディングとなったので、そのカンジがよくでていると思います。

当初は、1日で3曲録り終え、翌日はバナナワニ園にでも遊びに行こうかと
思っていましたが(笑)
結局終わらず、翌日に持ち越すことになりました。。。。

明け方4時に、へとへとで、みんなで宿に帰りしたことは???
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