CD ができるまで☆その8

年が明けて2008年。

やはりやってしまったものは最後までやってみようと一丸発起。

マスタリングをお願いしたホワッツニューの佐藤さんに、
お願いしたところ
快くフルアルバムでホワッツニューから出しましょう!とおっしゃって頂けました。

ジャズのレーベルだからと遠慮していたのですが、
実はマスタリングの時から気に入って下さっていて

気にして下さっていたとのこと(*^_^*)
4月レコーディング
8月発売が決定しました☆
新たに準備して4月
千葉県松戸市のスタジオにて、2日間で7曲を録るという強行スケジュール。

しかもレコード会社の希望でほぼ一発録音。

その模様は、その9にて☆

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CD ができるまで☆その7

結局2007年にCDを出すのは、あきらめました。
(−_−メ)

いろんなことの返答待ちをしている間に
どんどん時間が経って
モチベーションが下がってしまいました。

鉄は熱いうちに打て!!
ですかね〜??
なんかこの頃は、自分の演奏活動全般について悩んでしまいましたね〜。

みんな誰もが悩むながら進むのでしょうが、
まったくもって
何もかもが上手くいかず、何もかもが嫌になってしまったのが
2007年でした。
これが開き直りの2008年につながるのですから
不思議なものです(笑)

↓幻のジャケット。

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CD ができるまで☆その6

マスタリングというのは
曲全体を通しての音の調整、いらない周波数を削ったり、音圧の調整など

CDをプレスするのに必要な作業ですが、
どなたに頼んでいいやら・・・

宮地さんに紹介して頂き、WHAT'S NEW RECORDSに
お願いすることになり、
千葉の松戸まで持ち込みました。
快くお会い下さった佐藤さんに、『3曲だけで出すの〜?』と言われ

まずは出したいし、これ以上録音する予算もなくて〜(T_T)
と話してお願いすることに♪

ジャケットもデザイナーさんに、デザインをしてもらって、

作曲者を調べたり
メンバーの名前や写真を確認したり、
ジャケットの中身について考えたり、
著作権料払わなきゃなーとか、プレスどこに頼もうかな〜?
できればレコード会社の配給をつけたいなぁ〜
なんて考えているうちに
時間はどんどん経っていく・・・

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CD ができるまで☆その5

ラテン音楽って

ラテン独特のニュアンスを出すのがなかなか難しく
それを伝えるのも難しい。
ラテンはこうあるべき!
というのが、やはりあるんです。

それで、悔いを残さないためにも、キューバ色の強いアレンジのラバンバとミケリーダは

ラテン界の重鎮 森村献さんにミックスをして頂くことにしました。

私が無知なために
良かれと思ってやった事が、いろんな方に失礼があったりして、
正直泣きましたね。
人になるべく迷惑をかけたくなかった。

知らないこととはいえ
一生懸命関わって下さる方々と、もっと相談したり、喧嘩してでも話合ったり、勉強しなきゃいけなかったです。

いろんなことから逃げてました、私。
こんなんじゃ、CD作るなんてしなきゃよかった〜
って思ってました。

普段なにげなく聞いてるCDには、
こんなにたくさんの苦労と、多くの方の思いが込もってるんだなぁ〜と痛感。

とはいえ
森村献さんの緻密なミックスは、曲により一層の強さを与え、厚く、疾走感のある仕上がりで、びっくりしました(☆。☆)
すばらしい。

音楽というのは

ピアノをいっぱい練習すれば良いというのではなく
もっと深く、多角的に学ばなければならないな〜と。
尊敬する森村さんのお陰で、気が付かなかったことを沢山教えて頂き、大変勉強になりました。
↑よりいっそう頑張りたいと思ったのを思い出しました(;^_^

まだまだやらなきゃ、私。

そして、次はマスタリング作業となります♪

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CD ができるまで☆その4

みんなで夕食を食べてる時に、佐野さん号は、
お話合いの結果
運転手の佐野さん以外お酒を呑んじゃいました♪

しかし解散後、
走り出したら佐野さん
眠くなっちゃって(笑)
仮眠を取ることに(−Q−)
いつになったらアニキ達は東京に戻れるのだろうか・・・
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さて、
改めて4月に歌入れをしに再び伊豆へ。せっかくなのでほうとうを食べる♪


誠くんの歌入れと
わずかな部分にフルートを入れて下さるために
佐野さんも来て下さいました。
佐野さんは1テイクですべてOK☆ご滞在わずか1時間。
行き帰りの方が長い( ̄□ ̄;)

皆さん、スイートメモリーの後半部分のフルートは
心して聞くように。
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みんなのレコーディングを休みなく、徹夜で見守ってくれた、スタジオVOICEのともさん。
本当に本当にありがとうございました。やさしくて、おだやかな人柄のお陰でのびのびと、自分の思うことを最後までできました。

レコーディングのハードさ、普段の自分の勢いだけでは通用しないことが
身にしみました。

冷静さ、集中力、やりたいことのイメージ。日頃の自分の積重ねが出るのだな〜と
今改めて思い返して身がひきしまる思いです。
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そしてミックス(トラックダウン)作業です。
ひとつひとつ録音した音のバランスをとり、
クリア感、リバーブ、音圧
細部に渡って調整します。
私には全く未知の部分で
どーしていいやら。
しかし実はこの作業が最も大事で、生かすも殺すもミックスしだい。

一度ミックスしたものを聞いたのですが、
録音時の感触、自分のイメージとのずれに悩んで

いろんな人に相談して
メンバーにも聞いてもらったり、
あと自分の欲しい感じを
きちんと伝えられないもどかしさなど
自分の経験不足、力不足を痛感していた時期です。

そして悩んだ末に・・・
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CD ができるまで☆その3

明け方に帰っても呑まずにはいられないらしいです。ミュージシャンて(笑)
昼間の買い出しでもお酒買っちゃいましたからね。
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みんな軽く呑んで、早々にひきあげたのですが。。。。。。。

翌朝聞いてみたら、どうやら
宮地さんは廊下で寝てたらしく、誠に救出されたそうです(笑)
トイレに行ったまでしか記憶がないらしい。

移動とレコーディングで、くたくたでしたからね。

翌日 気を取り直してレコーディング2日目。
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せっかく伊豆までいったから、温泉に入って♪

Sweet Memoriesの録音。
これは、楽曲が大好きなのと、
大好きな佐野さんのハーモニカで録りたかった曲。
とても気に入っています。ほんわか幸せな気持ちになって頂けたら嬉しいです。

そして皆のレコーディングをずっと応援し、皆に気を遣っていた誠くんの歌入れ。
彼のマジメさゆえ、OKテイクがなかなか出ず、
みんなは良いんじゃない?と思っても本人が妥協を許さない。
結果もう1日別日に歌入れをする事になりました。

彼もとても無念だったと思うし、
ミ ケリーダの素晴らしいカンタにはそんな苦労の秘話がありました。
結果、この曲が1番好きとおっしゃって頂ける方が多い事になったのだと思っています。

(カンタというのは、歌のアドリブです。ラテン音楽特有のものです。
日本人でネイティブな発音で、その場でクリエイトできる歌い手は
彼が第一人者です。その表現力は素晴らしいです)

2日目も夜までかかって、皆でご飯を食べて帰りましたが、
佐野さん号に異変が。。。。。。。。。。。。。。。。。
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CD ができるまで☆その2

『私の思い出』ってかんじになってきましたが、
まぁ聞いて下さいね♪

ようやく夕方過ぎにレコーディング開始。
何事も、一生懸命にやればなんとかなる!と思っていましたが、
レコーディングはそうはいきませんでした(笑)

伊豆までの移動の疲れと、ほとんどレコーディング経験のない私。
一方、周りは百戦錬磨の先輩たち。
でも立場上、いろいろ教えて頂きつつも、決めて指示していかなくてはならない。

ヘッドホンのクリックを聞いて、冷静に演奏する。
後々まで残るものだから、シビアにつくらなければならない。
先輩方の、ふだんの、のんきな姿とは異なるオーラを感じて
圧倒されまくり。NEC_0264.jpg
自分の演奏で、ていっぱいの私。
しかも自分の音が裸になって、できないとこ丸聞こえ。
しかも、注意してもらっても、どこが悪いのかわからない。
どう直していいかわからない。

へこみまくりで、うなだれてました。

自分のイメージをきちんと持つこと。
耳を鍛えること。冷静さ。相手の音をきちんと聞くアンサンブル能力。
未だに私の大きな課題です。

ラバンバのホーンは3人が2回ずつ録音して、6人分の分厚いサウンドになっています。
イントロ部分とマンボの迫力は凄まじいです。
そして仕事が早い。慣れてる。完璧。
ラバンバはどうしても勢いを大事にしたくて、クリックを使わない事にしました。

オリジナルのミ ケリーダは、もともとはバラードです。
キューバサウンドの雰囲気を持つ、とても素敵な曲なのですが、
アレンジとキーが難解で、なかなか演奏するチャンスがありませんでした。
そこで、バイラブレな曲にリアレンジしようと思ったのですが、
なかなかメンバーに上手に意図が伝わらず、レコーディング時に模索した曲です。

どうしても、トゥンバオからスタートさせたくていれた、イントロのモンテゥーノ。
フルートとフリューゲルホーンのチャランガの響きが素敵なマンボ。
そして、だれもが唸る、宮地さんのセクシーなSAX。
宮地さんのために、あるような1曲になりました。
この曲は深夜のレコーディングとなったので、そのカンジがよくでていると思います。

当初は、1日で3曲録り終え、翌日はバナナワニ園にでも遊びに行こうかと
思っていましたが(笑)
結局終わらず、翌日に持ち越すことになりました。。。。

明け方4時に、へとへとで、みんなで宿に帰りしたことは???
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CD ができるまで☆その1

CDは当初、3曲だけのミニアルバムを作ろうと思っていました。
なんせCDを作るなんて、何もかもわからない状況で、
チャレンジをしてみようという思いだけでした。
キューバからアレンジされた曲を含め、
レコーディング合宿を2007年2月伊豆にて行いました。

ここから私にとって2007年は試練の年になりました。

伊豆までメンバー8人での珍道中のはじまりです。
個性豊かで、マイペースなミュージシャンですから、
動くだけでいろんな笑える事がおきます(笑)

まず伊豆に着いて一番にしたことは。。。
カレー作り。

りんごや、人参をすりつぶしているうちに、
いったい何をしに来たのか??(◎-◎;)

でも背の高い宮地さんが
小走りでおかわりをもらいにくる姿はカワイイかったです♪

佐野さんのサービス精神旺盛さと、
渋谷さんのこだわりでできたカレーは
後あとまで
『あん時のカレーは美味しかったね〜』と語りぐさになってます。

ところでレコーディングは。。。

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