Santiago4/3

起きて朝食を食べてる時に、どうやら昨夜あの後で
誠くんはレベとプピをひとりで聞きに行ってたらしい。ずるーい( ̄▽ ̄;)
FH000008.jpg同じ時期にSantiago入りしている親しい友人が、
体調を崩してずっと宿にいるということで、誠と二人で顔を見に。

いつも元気印のナルミータですが、笑顔にあまり元気がなくて
とりあえず今までの話を聞いているうちに涙がぽろぽろ出てきて
二人で泣いてしまいました。

せっかくの旅行中に体調を崩してさぞかし無念だったと思うのですが、
その分得ることのできた、人のやさしさ。あたたかさ。
もちろんナルミータの人徳も多大ですが、周りの方々の愛情に心打たれました。

そんなうちにお昼の時間になり、パスタソースを作ったから食べて行かない?という事で急遽ランチパーティに。

美味しいクリームバスタとお魚と、たっぷりフルーツで豪華な昼食♪
宿主のノルカさんも知性溢れる美人で素敵な女性でした。

いろんなおしゃべりをした後に、ナルミータと街を散歩することに。
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ハバナと違って、小さな街でほとんど歩いて回れる。
タクシーに乗らなくて済むのは便利。
お散歩気分で一周できる。街の色合いがきれい。南国ならでは。

T0010201.jpgスペインに統治されていた頃の面影が残る。T0010202.jpg二人でウィンドショッピングをしながら、銀行に行って両替をすることに。

ブルーアイのめちゃめちゃかっこいいお兄さんだったんですが、
帰ろうとしたら呼びとめられたので、なんだろう?とトコトコ歩いて戻ってみると、

ウィンク(^_-)して
笑顔でじゃーねー!って?? へ?

私よりだんぜんスペイン語がわかるナルミータによると、
『カワイイからもう一回顔みせてよ〜』と言ってたらしい(笑)

私キューバなら恋に落ちまくりかもしれない(笑)
そしてアートテックスで女性ソングループMORENA SONを聞く。
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ソンレイナスを思い出す。女性バンドって独特の雰囲気がある。
結構やる気ないかんじで(笑)なんだかなーと

思ってましたが、
お客さんが男性が増えるとやる気が出るらしいです(笑)
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夜はカサ デ ラトローバにて、ファミリア・バレラ・ミランダ。
誠もステージに出るとのことで、Santiago滞在の日本人が集結。
ノルカさんもナルミータも来てアットホームなコンサートとなりました♪

FH000009.jpgひと仕事終えた誠くんと夜中のライブに行くことに♪

ライブ会場に着くと、昨日のSON14のメンバーが何人か覚えていてくれて、つたないスペイン語でおしゃべり。素朴で愛嬌のあるイイ人達。
会場に着いてわかったのだが、この会場でアダルベルトとSON14とレベが見れちゃうw(゜o゜)wすごい

とりあえず省エネモードの私は、なるべく楽に見れる位置を探して
音響卓横の機材の箱に腰かけて鑑賞することに。

さすがアダルベルト。安定して余裕の演奏。
フロントのカンタンテの煽り方もイイ。

そんなうちに、そばにいたキューバの女の子達と仲良くなって『ラム飲む〜?』とか『踊りなさいよ〜』とか、挙げ句には
『近所に住んでるから今度遊びにきてね〜』と住所を渡される。
みんなこのマタモロソンが楽しみなお祭りなのが良くわかる。無料コンサートだから貧富の差なく、みんなが楽しめる。

昨日に比べてSON14も気合い入ってる。
誠も呼ばれて、コーラスでマコト〜♪と歌われる中カンタを披露していた。

なんていっても勢いがあったのがレベ。とても良かった。バンドの貫禄を感じた。
明け方3時すぎてたけど大満足。
ただ欲をいえば危険を返りみずに正面で聞きたい。
目の前で生で聞くのは贅沢だけど、音響は悪いし、全体の鳴るカンジがステージ脇では掴みづらい。

それと、やはり90年代のサルサ全盛期に比べると、
どのバンドもやっぱり厳しいというか、なんというか。うまくいえないけど。
というかラテンだけでなく世界中の音楽シーン全体においても、飽和状態みたいのは感じる。

演奏のレベルという意味では違うけど、
3曲も聞けばあとはみんな同じようなもんだもん。サルサって。
私はサルサ大好きだけど、時代を経てこれからもっと工夫が必要なのを感じます。。。
どうしたらいいかは模索中ですが。。。。
時代はまた巡ってくると思いますけどね。

でも何しろ大満足。お腹いっぱい。
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Santiago4/2②

カサ デラトローバではソンのグループの演奏がいくつか行われてて、
私が着いた時はすでにフビラードスが演奏していた。          
T0010211.jpgすごくイイ。ひなびてて、バンドがまとまってて。
独特の乾いた音。強いリズム。強烈なトランペット。

感動して涙が出た。
サンティアゴまで、はるばる来てよかった〜。
サンティアゴの地方独特のまとまり感はハバナのグループとは違う。
誇りを感じた。ソンもいいね〜。
T0010212.jpgとりあえずソンを堪能できてカサデラトローバの雰囲気がすっかり気に入ってしまいましたが、

やはり1時間しか寝てないので睡魔には勝てず、3つ目のグループを聞いたところで、帰ってお昼寝(-.-)Zzz・・
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マルガリータさんの美味しい夕飯を、誠とトモミータちゃんと食べた後、
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夜のサンティアゴへ。
たくさんの人が集まるので危険地帯ということで、何も持たずに出発。

到着すると、誠お父さんが心配するほどの危険さではなく、
ステージ脇に無事たどりつき、ライブがはじまるのを待つ。

どんどん人が増えてくる。ここは黒人が多い地域。
待ってる時、ライブ中、町中でも
常に声を掛けられたり、何かとからまれるのが多い、キューバ。
外国人が珍しく、すごい好奇心と、気持ちに正直に素直に反応して世間体とか気にしない、自己アピールの強い国民性によるものなんですが。。。

私は、5回も来ているせいか、省エネモードで
あまり変なキューバ人にはからまれたくない。

最初の頃は、リンダ♪(かわいいね〜)とかチーノ?(中国人なの?)
とか言われて、笑顔ふりまいていたんですが・・・・

年とるとダメですね〜(苦笑)そんな体力ない。
キューバの人は素朴で人なつこいのは良いんですが、しつこい。
親しみもあって全く悪気はないんだけど、なかなかあきらめない。

雰囲気をみてとか、遠回しに気遣いとかは日本の美徳であって
海外では嫌なことはNOとはっきり断らなければならないというのを
今までのキューバ滞在で痛感しています。
もう少し言葉が話できればコミュニケーションとれるのにね。残念。
ごめんね。かんじ悪い女だと思います(;´д`)

そして爆音の中で待つこと1時間。ようやくSON14のステージ。
ミュージシャン達の背中を見ながら、ステージ後ろで鑑賞。
何にも持っていかなかったので写真がなくて残念無念。

途中シンセサイザーから煙が出たり、誠くんも呼ばれて歌ったり、いろいろありつつ終了したところで、トイレに行きたくなってしまう(^_^;)
危険地帯なのでトイレも危険という事で帰ることに。

真夜中に、日本人何人かがGメンのように横一列に並んで歩く帰り道。
こういう光景ってずっと心に残ってる。

道がまっすぐ直線で、石畳を月明かりの中歩くあるく。
(↓昼間はこんなカンジ)
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辺りがしーんと静かなので、ステージの爆音がよく通る。
誠くんは通りで、キューバの人達にマコト〜とすぐに声を掛けられ、
すっかり日本のスターです☆
多くの時間や経験を重ねて築きあげたネットワークって
すごいな〜って思いました☆
背筋がぴんと伸びて、胸を張って歩く彼の背中が
なんだかとても大きくみえました。FH000025.jpg
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