Habana 4/6①

なにもかも、中途半端になってしまってて、
キューバ日記だけでも早く完成させなければ。。。。
なんて思う間に3ヶ月が経過。時間がたつのは本当に早い!!

先日は、サンティアゴ最終日に出会ったキューバの男の子からメールがきてとっても嬉しかったです♪
スイス在住なのですが、繋がってるって嬉しい♪
またキューバを思い出しました。スペイン語がもっとわかればいいのになぁ〜。キューバを思い出しながら、最終日のことを書きますね!T0010271.jpg(4/6)いよいよ帰る日が近付き疲れも出てきた。
明日は飛行機に乗るので、丸一日使えるのは今日が最後。
着いて最初の方が新鮮で楽しいが、
この国の不便さと言葉のできない不便さで嫌になってしまう。

電話がすぐに使えない。つながらない。
行列でパンが買えない。何をするにも並ぶ。
両替のために行った銀行では

1軒目は並び方がわからず教えてもくれず、
すごく待ちそうなので出てしまい、
2軒目は40分待って、行列の前のおじさんはずっとしゃべってきて、
コミュニケーション文化だが、時にはうっとうしい。
やっと、自分の番がきたらパスポートがないと断られる。
NEC_0779_2.jpg3軒目は日本円はホテルで替えてくれと言われ
もうやけくそで、高い手数料のホテルで替えたところ手数料がなんと5千円。
あーがっかり。

もうへとへとだ〜朝から食べていないし超ふきげん。
でもこういう行列待ちの時に携帯で日記を書いてたのが、
今、役に立ってる(笑)

河野家に行って、マグディーやカタに会えて日本語で話ができて、
やっとほっとする。NEC_0794_2.jpgカタは河野家の運転手さんなんですけど、はじめてキューバに行ったとき、手をつないで散歩してくれて、棒のアイスを買ってくれた(笑)相当子供に見えたらしい。本当に親切でみんなをHAPPYにさせる素敵なキューバ人です。

河野さんに、銀行の両替について話したところ、
リサーチ不足ですね〜と一括(苦笑)たしかに。
最後のさいごに無駄な時間と労力とお金を使ってしまった。

ホントに両替ひとつするのに大変。次回の勉強にしよう。

河野さんにはいろいろと毎度のことながら
今回も本当にお世話になりました。唯一おいしいご飯を食べさせてもらいました。FH000026.jpgキャベツのセン切りにトマトの輪切りがキューバではサラダの定番☆
超おいしいの。有機野菜だからでしょうね。いまだにキューバを思い出して作って食べています♪
マグディには、日本語勉強したいから、日本人の恋人紹介してよって言われた。
そんなの困る。私も困ってるのにって言ったら河野さんが苦笑い。そうか〜
そうやって言葉を覚えればいいのかぁ(笑)NEC_0796_2.jpg
キューバやテキサスを旅してて、愛情についてすごい考えた。
(言葉がわかってないので、私の感じたこととか、説明してもらったり、想像だったりしますけどね。)
キューバ人の男性は楽しませるのが上手。愛敬があるし。
だからこそエネルギッシュで常にいろんな女性に目が向いてる(苦笑)
もちろん皆がみなそうではなくて、性格的なものが大きいですがね。

ずっと続くカップルもいれば何度も結婚する人もいる。
離婚しても子供のために一緒に暮らすカップルもいるから驚き!
恋愛体質なんだなーきっと。明るいもん。

文化の違い、価値観の違い。
なにが当たり前なんて人それぞれだし、特にキューバ人は日本人のように世間体を気にしない。
その時自分のやりたいように生きる。
恋愛に限らず、家族や親しい人への愛情いっぱい。
不便で貧しいからこその助け合い精神。人のつながりが濃いんじゃないかな?

恋愛に関しては、言葉もわからないのもありますが、理解できないことが多い(笑)調子がよくて、浮気性で、いろんな人とつきあって、とてもみんなに愛されて、
でも本当の気持ちはどこにあるんだろうねー?

とか思っちゃう。ま〜キューバの男性に限ったことではないですが(笑)
でもやっぱり
できたらずっと愛される女になりたいな。自分の大切に思う人から。
そういう愛情を探すのがなかなか難しい。
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Habana 4/5②

バーーーン。ロスバンバン♪FH000019.jpg裏口にはバンバンメンバーでいっぱいでみんなサインをねだられたり大変そう。私も写真撮ってもらったから同じようなもんだけどね(笑)

でもあそこまで囲まれちゃうと、やっぱり自己主張の国だなーとつくづく。
日本と違って本番前だから遠慮して。。。とかないもん。
私はあの中では主張できないなー。T0010228.jpg笑顔のかわいいピアニストのククルーチョ。チューチョの甥っ子だそうです。サラブレッド。T0010230.jpg

バンバンの歴史初の女性ボーカル ジェニーちゃん。
写真撮る時はすんごいだるそうだったけど、写真みたら『やっぱプロやわ〜』と思った(笑)T0010231.jpg
リーダーのファンフォルメルさん。
さすが。キューバ音楽の歴史的人物だけあってジェントルマン。
とても穏やかでインテリジェンスなたたづまいでした。
息子のサミエルも同じ感じ。エレガントで育ちの良さを感じた。T0010233.jpgこちらが会場
T0010235.jpgT0010236.jpg
リハーサル風景。とは言っても、個人的にチェックしてるのみ。
サウンドチェックはなし。T0010242.jpgそしてあっという間に
サウンドチェックもなくいきなり本番へ。
ついさっきまで普通におしゃべりしてたのに
FH000018.jpg
へっ
という間に演奏しているし
めちゃ脱力の余裕の演奏だし王者バンバンの迫力。やはり威厳がある。

キューバ国民の皆さんに
無償で音楽を提供する日だったらしいが
超まじかの特等席で贅沢に堪能してしまった。NEC_0791_2.jpgボリスはサービス精神旺盛で目が合うとウィンクしたりポーズをしたりしてくれる。余裕ですね。
嬉しいけど、もうちょっとちゃんと仕事しようよ(笑)

とりあえず圧倒されて、動けなかった。立ちつくしたまま腕組んで、
ガン見(笑)
つい真剣に聞いちゃうんですよね。少しも聞き逃すまいと。
最前列でそんなんだから、もっとハッピーに聞けばいいのにね〜私。
T0010240.jpg
音響の悪い中でも安定した演奏。ボーカルがひっきりなしに変わって楽しませる。バイオリン2本フルートにトロンボーンにエレピ3本なんて贅沢な組み合わせ。
この豪華な組み合わせがどんなサウンドの効果があるのかは爆音すぎてよくわからなかった。
サルサは何曲か聞いてしまうと後はなんでも同じに聞こえてしまう。
バンバンはさすがに面白いけど、やっぱり長く感じてしまう。

まぁダンス音楽なんだから、そんな怖い顔せず踊れってカンジでしょうけど。
生のグルーブを体感できたのは貴重。あの存在感、偉大さは今でも心に残ってる。

終わってからも、ひととおりサインや写真をねだられて
あとは、ぱっと帰る。
別に打ち上げも何もなく
じゃー(^_^)/~
というカンジになったので、明日レッスンをしてもらう約束をして別れる。

なんかせっかくハバナに戻って来たのになんか淋しい(T_T)
でも特に夜のライブ情報をチェックしてなかったので、バンバンライブの余韻に浸りつつ帰って寝ることに。。。。バタンキューFH000013.jpg大爆音で皆が熱狂して踊る中、すやすや寝るこども☆
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Habana 4/5①

ハバナに帰ってきました。NEC_0790_2.jpgやっぱりハバナの方が勝手がわかってる分ほっとする。
ハバナの方が不便だけど、サンティアゴのような密集感がない。

急に帰ってきたので
イリスの家は空いておらず、
はじめて泊まるダニアさん家はキレイでお湯も出て良いけど、
おばちゃんのひとり暮しのせいかなんか淋しい。
しかも最後にブラインドカーテンを壊しちゃって5ペソ請求された。
たった少しの滞在のわりに高い出費となる( ̄□ ̄;)!!

イリスの顔を見てほっとする。日本へ発つ前のナルミータにも思いがけず再会♪NEC_0679_2.jpg会えて嬉しかった。普段の元気がなくてかわいそうだったが
偶然おじさんと会えたそうで良かった。

思いがけず日曜を丸一日使える事になったので、
イリスの家でゆっくりした後、アレクシスの家へFH000023_2.jpgアレクシスの美人な娘♪ 会うたびに大人になっていく。

アレンジを忙しい中2曲とも完成させてくれていて本当に有り難かった。
日本で演奏するのが楽しみ♪(^-^)
FH000022.jpgいつもタクシーが出るまで見送ってくれるアレクシス。


それで日曜メイン!!いよいよバンバンを見に。
マレコン通り沿いにある大きな会場で行われる。T0010227.jpg
ボリスが、自分の国で仕事してるところがいよいよ見れるぜーーーっ!と

ボリスの家に行ったところ、バスタオルを巻いて出てきて?????
え?本番前ですよね〜?
ってかんじ(笑)
ピアノ弾いたり踊ったり、ビール飲んで遊んでいてすごいびっくり。
リラックスしすぎじゃない?(笑)
FH000021.jpgなにこの余裕は。
私なんて本番当日はバタバタ準備に追われて
本番前なんて話かけないでオーラとか出して、手いっぱいなのに。

?マークがいっぱい浮かびつつ
峰くんたちのキューバ人に負けないハイテンションにも圧倒されつつ、
私はやはりサンティアゴ帰りで疲れをひきづっている(苦笑)

それでも洋服を着て、ブランドのサングラスをかけたら
『ロスバンバンです』オーラになった。T0010224.jpgいよいよロスバンバンが見れます♪
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Santiago4/4

Santiagoは今日も快晴。ハバナより暑い。FH000017.jpg実は月曜にハバナに戻る予定だったのですが、
日曜にバンバンのライブがあるので、
戻っておいで〜♪と言われていて、

日曜の朝にキャンセル待ちをして、運が良ければ戻ろうと思っていましたが、
昨日結構たっぷり見れて満足しちゃったし
無償にハバナが恋しくなってきた。
そこでどうせなら2回チャンスがあった方が良いと思い立ち、
急遽、土曜の夜便で帰ることに。

なので今日1日サンティアゴを満喫しなければq(^-^q)

まず、名古屋から来てるあやちゃんのカサを訪問。
素敵なカサで、宿主のリリーさんも素敵。P1010208.jpgあやちゃん達が屋上での〜んびりしててイイ感じ。
この時間の流れ方がキューバだよね。P1010204.jpgP1010207.jpgリリーさん家には年代もののピアノが置いてあって、弾かせてもらう事に。
アレクシス家同様、すべて半音ずれ(笑)
なかなか希少価値のピアノですが、太刀打ちできず(苦笑)

カサデトローバに行くとハバナで会った日本人留学生の方に再会。
無事に長距離バスで来れて良かったね〜。

アートテックスにユムリが出るらしいので移動したら、
新作CDのプロモとの事でトークのみ。残念。
次のライブが始まるまでの貴重なわずかな時間で、最後のサンティアゴ散策。
FH000022.jpgFH000024.jpg未来を担う子供たち。どの国も子供はみなカワイイ♪

ホテル カサグランダの屋上の夕日が素晴らしいとの事なので、
登ってみる。

いい眺め〜。気持ちいい。あーサンティアゴともお別れか〜FH000018.jpg再びアートテックスで
SONES DE ORIENTEを鑑賞。日本にも同名のグループが存在する。
このグループはフルート奏者がいる。

ソンの編成は
トランペットがいたり、フルートがいたり、ギターだったり。
ピアノがいないかわりにトレス。
ドラムがいないかわり?にクラーベ専門とかギロ専門の人がいる。
小さな編成でのまとまり感、一体感と歌のからみがとても気持ちいい。

でも逆に、深い部分での味わいやグルーブなどの違いはあるものの
ソンばっかり聞いていると、
ピアノの私としては、そろそろラテンジャズも恋しくなってきた。
贅沢ですよね〜FH000023.jpg
というか、やっぱり私は、日々ライブを聞くだけでなく、
現地ミュージシャンとレッスンやリハを通じて交流をしたいという欲求が強いんだなーと改めて感じた。
サンティアゴは残念な事にピアノのあるグループはあまり存在しない。

そんなことを思いながらソネスの演奏を聞いていたら、
小さな男の子を連れたお父さんが私の前に来て、

『僕の息子が、一緒に踊って欲しいと言ってるのでお願いできないか?』と
言われて、喜んで(o^-^o)

かわいいエスコートで踊った後、今度はお父さんと踊ることに♪
なかなかラテン系なセクシーなお父さんで、
私と同席してた日本人男性達も立たせて、皆を踊らせまくった(笑)

ライブ後に話をしたら
僕はアメリカに住んでて今だけサンティアゴにいるんだよ!と
キューバ人パスポートを見せてくれた。
隣にいる若いお兄さんは友達かと思ってたら、この人も彼の息子だという。
ずいぶん年が離れた兄弟だなー(^^;)(;^^)
その若いお兄さんはスイスに住んでるとのこと?家庭の事情がよくわからないまま、
とりあえずこの近くに住んでるから寄っていきなよーと言われ、
なかば強引に連れていかれる(笑)

小さな男の子と手をつないで歩く。反対の手は
若いお兄さんがつないで『僕たち夫婦みたいだね〜♪』とか言ってる。
すごい大きな夕日の中彼らのお家に着く。

ほんとは知らない人のお家にはついていかないけど、
彼らの人の良さを感じてつい、ついていってしまった。
どうやらお父さんはシェフで、作った料理(カニのちらし寿司みたいなやつ)を食べて欲しかったらしい。なかなか美味しくて、彼ら仲間達みんなでまわして食べる。

子供は『ここは君の家だからゆっくりしていっていいよ〜』なんて言う。
カワイイヤツだ♪こういう素朴さって日本にはない。

せっかく仲良くなったのに、空港に行かなければならないので、
お別れを告げて、若いお兄さんがマルガリータ邸まで送ってくれる。T0010206.jpg誠くんに事情を説明してもらって『キャンセル便がなかったら待ってるから帰っておいで』ヘ(^_^)と言われる。
こういう旅先の出会いっていいな〜と
思いながらマルガリータさん達に別れを告げて一路空港へ。
FH000006.jpgかわいらしい笑顔で居心地の良かったマルガリータ邸♪
T0010209.jpg
とりあえず待ってるよう言われて、ひたすら待機。マルガリータさんのお友達の、ケンタッキーのおじさんみたいな方が
一緒につきそってくれて、何やら言ってくれたらしく乗れることに(*^o^*)
やったね♪
とっても親切な方で感謝しつつ飛行場の中へ。
夜中でしたがハバナに無事帰還(^-^ゞT0010208.jpgGracias♪サンティアゴ。いつも歩いたマルガリータ邸からの通り
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Santiago4/3

起きて朝食を食べてる時に、どうやら昨夜あの後で
誠くんはレベとプピをひとりで聞きに行ってたらしい。ずるーい( ̄▽ ̄;)
FH000008.jpg同じ時期にSantiago入りしている親しい友人が、
体調を崩してずっと宿にいるということで、誠と二人で顔を見に。

いつも元気印のナルミータですが、笑顔にあまり元気がなくて
とりあえず今までの話を聞いているうちに涙がぽろぽろ出てきて
二人で泣いてしまいました。

せっかくの旅行中に体調を崩してさぞかし無念だったと思うのですが、
その分得ることのできた、人のやさしさ。あたたかさ。
もちろんナルミータの人徳も多大ですが、周りの方々の愛情に心打たれました。

そんなうちにお昼の時間になり、パスタソースを作ったから食べて行かない?という事で急遽ランチパーティに。

美味しいクリームバスタとお魚と、たっぷりフルーツで豪華な昼食♪
宿主のノルカさんも知性溢れる美人で素敵な女性でした。

いろんなおしゃべりをした後に、ナルミータと街を散歩することに。
T0010203.jpg
T0010198.jpg
ハバナと違って、小さな街でほとんど歩いて回れる。
タクシーに乗らなくて済むのは便利。
お散歩気分で一周できる。街の色合いがきれい。南国ならでは。

T0010201.jpgスペインに統治されていた頃の面影が残る。T0010202.jpg二人でウィンドショッピングをしながら、銀行に行って両替をすることに。

ブルーアイのめちゃめちゃかっこいいお兄さんだったんですが、
帰ろうとしたら呼びとめられたので、なんだろう?とトコトコ歩いて戻ってみると、

ウィンク(^_-)して
笑顔でじゃーねー!って?? へ?

私よりだんぜんスペイン語がわかるナルミータによると、
『カワイイからもう一回顔みせてよ〜』と言ってたらしい(笑)

私キューバなら恋に落ちまくりかもしれない(笑)
そしてアートテックスで女性ソングループMORENA SONを聞く。
FH000020.jpg
ソンレイナスを思い出す。女性バンドって独特の雰囲気がある。
結構やる気ないかんじで(笑)なんだかなーと

思ってましたが、
お客さんが男性が増えるとやる気が出るらしいです(笑)
FH000019.jpg
夜はカサ デ ラトローバにて、ファミリア・バレラ・ミランダ。
誠もステージに出るとのことで、Santiago滞在の日本人が集結。
ノルカさんもナルミータも来てアットホームなコンサートとなりました♪

FH000009.jpgひと仕事終えた誠くんと夜中のライブに行くことに♪

ライブ会場に着くと、昨日のSON14のメンバーが何人か覚えていてくれて、つたないスペイン語でおしゃべり。素朴で愛嬌のあるイイ人達。
会場に着いてわかったのだが、この会場でアダルベルトとSON14とレベが見れちゃうw(゜o゜)wすごい

とりあえず省エネモードの私は、なるべく楽に見れる位置を探して
音響卓横の機材の箱に腰かけて鑑賞することに。

さすがアダルベルト。安定して余裕の演奏。
フロントのカンタンテの煽り方もイイ。

そんなうちに、そばにいたキューバの女の子達と仲良くなって『ラム飲む〜?』とか『踊りなさいよ〜』とか、挙げ句には
『近所に住んでるから今度遊びにきてね〜』と住所を渡される。
みんなこのマタモロソンが楽しみなお祭りなのが良くわかる。無料コンサートだから貧富の差なく、みんなが楽しめる。

昨日に比べてSON14も気合い入ってる。
誠も呼ばれて、コーラスでマコト〜♪と歌われる中カンタを披露していた。

なんていっても勢いがあったのがレベ。とても良かった。バンドの貫禄を感じた。
明け方3時すぎてたけど大満足。
ただ欲をいえば危険を返りみずに正面で聞きたい。
目の前で生で聞くのは贅沢だけど、音響は悪いし、全体の鳴るカンジがステージ脇では掴みづらい。

それと、やはり90年代のサルサ全盛期に比べると、
どのバンドもやっぱり厳しいというか、なんというか。うまくいえないけど。
というかラテンだけでなく世界中の音楽シーン全体においても、飽和状態みたいのは感じる。

演奏のレベルという意味では違うけど、
3曲も聞けばあとはみんな同じようなもんだもん。サルサって。
私はサルサ大好きだけど、時代を経てこれからもっと工夫が必要なのを感じます。。。
どうしたらいいかは模索中ですが。。。。
時代はまた巡ってくると思いますけどね。

でも何しろ大満足。お腹いっぱい。
Music > 2009inキューバ | - | -

Santiago4/2②

カサ デラトローバではソンのグループの演奏がいくつか行われてて、
私が着いた時はすでにフビラードスが演奏していた。          
T0010211.jpgすごくイイ。ひなびてて、バンドがまとまってて。
独特の乾いた音。強いリズム。強烈なトランペット。

感動して涙が出た。
サンティアゴまで、はるばる来てよかった〜。
サンティアゴの地方独特のまとまり感はハバナのグループとは違う。
誇りを感じた。ソンもいいね〜。
T0010212.jpgとりあえずソンを堪能できてカサデラトローバの雰囲気がすっかり気に入ってしまいましたが、

やはり1時間しか寝てないので睡魔には勝てず、3つ目のグループを聞いたところで、帰ってお昼寝(-.-)Zzz・・
T0010214.jpg
マルガリータさんの美味しい夕飯を、誠とトモミータちゃんと食べた後、
FH000014.jpg
夜のサンティアゴへ。
たくさんの人が集まるので危険地帯ということで、何も持たずに出発。

到着すると、誠お父さんが心配するほどの危険さではなく、
ステージ脇に無事たどりつき、ライブがはじまるのを待つ。

どんどん人が増えてくる。ここは黒人が多い地域。
待ってる時、ライブ中、町中でも
常に声を掛けられたり、何かとからまれるのが多い、キューバ。
外国人が珍しく、すごい好奇心と、気持ちに正直に素直に反応して世間体とか気にしない、自己アピールの強い国民性によるものなんですが。。。

私は、5回も来ているせいか、省エネモードで
あまり変なキューバ人にはからまれたくない。

最初の頃は、リンダ♪(かわいいね〜)とかチーノ?(中国人なの?)
とか言われて、笑顔ふりまいていたんですが・・・・

年とるとダメですね〜(苦笑)そんな体力ない。
キューバの人は素朴で人なつこいのは良いんですが、しつこい。
親しみもあって全く悪気はないんだけど、なかなかあきらめない。

雰囲気をみてとか、遠回しに気遣いとかは日本の美徳であって
海外では嫌なことはNOとはっきり断らなければならないというのを
今までのキューバ滞在で痛感しています。
もう少し言葉が話できればコミュニケーションとれるのにね。残念。
ごめんね。かんじ悪い女だと思います(;´д`)

そして爆音の中で待つこと1時間。ようやくSON14のステージ。
ミュージシャン達の背中を見ながら、ステージ後ろで鑑賞。
何にも持っていかなかったので写真がなくて残念無念。

途中シンセサイザーから煙が出たり、誠くんも呼ばれて歌ったり、いろいろありつつ終了したところで、トイレに行きたくなってしまう(^_^;)
危険地帯なのでトイレも危険という事で帰ることに。

真夜中に、日本人何人かがGメンのように横一列に並んで歩く帰り道。
こういう光景ってずっと心に残ってる。

道がまっすぐ直線で、石畳を月明かりの中歩くあるく。
(↓昼間はこんなカンジ)
T0010207.jpg
辺りがしーんと静かなので、ステージの爆音がよく通る。
誠くんは通りで、キューバの人達にマコト〜とすぐに声を掛けられ、
すっかり日本のスターです☆
多くの時間や経験を重ねて築きあげたネットワークって
すごいな〜って思いました☆
背筋がぴんと伸びて、胸を張って歩く彼の背中が
なんだかとても大きくみえました。FH000025.jpg
Music > 2009inキューバ | - | -

Santiago4/2①

はじめてのサンティアゴ♪
1時間しか寝ないまま空港に向かいます。外は真っ暗。

だってね7時半の早朝便に乗るのに、
3時間前には行っていないと乗れない事もあるっていうから〜。恐ろしや。
やっぱり他の国と違って社会主義国の国内便は、雰囲気がくらいです(;^_^
なんか、どこ連れていかれるんだろーってカンジ。

せっかく来たから乗り逃さないようにと飛行機に乗り込むまでは
寝れなかった。しかも冷凍庫みたいに寒い。落ちちゃいそうな小型機。
飛行機のタラップもなし。平地から真っ暗な中、いきなり階段をのぼって乗る。乗ったら爆睡。
T0010188.jpgでも飲み物が出たらとなりのキューバ人がやさしく起こしてくれた。
こういう時にキューバ人はとても親切。というか子供あつかい(笑)
お嬢チャンジュース飲む??てカンジ。どこ行くの?良い旅をね☆
旅の間、何度もかけてもらったやさしい言葉。

サンティアゴは、危ないから軽装で行きなさい!
とめちゃめちゃ脅されて言われてたのでスーツケースはハバナに置いて
カバン1個。

だから空港を出たのも一番で、すぐタクシーを捕まえて、
誠くんの宿泊先に向かう。なんてったって目的は
誠くんが9年連続で出ているマタモロ・ソン フェスティバルを見ることにある。せまい路地を抜けて着いたマルガリータさんのお家でめでたく再会。
FH000005.jpg
T0010204.jpgでも彼はすぐにリハに出かけてしまい、サンティアゴ朝9時到着の私はいったいどうしたらいいの?(・・?)

とりあえず朝食を食べながら日本の旅行者の方に、町の様子を聞いて

ほとんど寝てないけどハイテンションで好奇心だけはいっぱいなので、
とりあえず誠たちのリハ会場まで冒険することに。場所はオリエンテ大学。T0010192.jpg
行ったら、さんざんたらいまわしにされたあげく、
ここではやってないとの事。ハバナよりやや不親切な雰囲気。冒険はあっけなく終了。 帰りのタクシーもなく、さて困った。歩いて帰るにも方向がわからない。

でも歩くかー( ̄〜 ̄)ξ
なんて思ってたら中国系のおばちゃんに話かけられ、ちょっと世間話。

でも私の困った状況を話す語学力もなく、じゃーねー!と別れる。
もう立派な迷子。桜の花みたいなのが咲いてる。
T0010195.jpg
そこにバイクのおじさんが通り、そーいえばサンティアゴは
バイクで安く移動できるって言ってたなーって思って頼んで乗せてもらうことに。なかなか恐い。
ゆっくり走ってね〜♪ってお願いして、ホントにゆっくり走ってくれたんだけど

道は悪いし、車はびゅんびゅん走るし、路地ばかりで信号がないから
いつぶつかるかヒヤヒヤ(T_T)
ずっと日本語で『こわいよ〜』を連発する私に、通じてるんだか?
『Si Si!』って相づちを打って、ダイジョウブだよーって言ってくれる、やさしいおじさんだった。
ダウンタウンに戻ってこれたので、宿に帰ってひとやすみした後に
カサ デラトローバへ。
T0010197.jpg
T0010200.jpg
Music > 2009inキューバ | - | -

Habana 4/1③

ちょっと日記空いちゃいましたが、再びちょこちょこ書いていきます♪
***************
夜は LA ZORRA Y EL CUELVOへ、アレクシスのカルテットを聞きに♪
NEC_0786_2.jpg
このお店はラテンジャズの旬なグループがよく出演しているので、いつも
要チェックしてます。しかも宿泊先から歩いて行けるので気軽に行けます。

はじめてアレクシスのリーダーバンドを聞きました。アレクシスのグループだけあって
メンバーがイイ。 アレンジが難しい( ̄▽ ̄;)

いつもおちゃめなアレクシスですが、お店では
マエストロというオーラでした(*^^*)
NEC_0782_2.jpg
ステージで『今日は僕の生徒で、日本のピアニストが来ています。美穂さんです』
と紹介してくれました♪嬉し恥ずかしい(o^-^o)

弾いたら?と言ってくれましたが、あんな凄まじいスピードのリズム隊の中で弾く勇気なく・・・
次回もし行くことができたら、飛びこめるくらい、もっと努力しよう。
と一応思っている。

ちょっとフリージャズに近い、難曲もありましたが、好評のようでした。
終了は夜中2時。私はサンティアゴに行く早朝便に乗るために
その後、1時間睡眠で空港に向かう〜のでした。
NEC_0787_2.jpg
Music > 2009inキューバ | - | -

habana 4/1②

昨日のお散歩の時にボリスにレッスンしてよ♪と頼んだら

君は友達だからお金なんていらないよ。
じゃ1個のモントゥーノにつき1回キスね。口にだぞ!とか言われて
思わず笑ってしまう。

モテモテの色男ボリスは、どんなレッスンになるやらと、
とりあえず行ってみる。
キューバナンバー1グループ、ロスバンバンのメンバー。
日本で初めて会った時も、そのプレイに圧倒された。
日本でも、昨日行った時も、演奏し始めると、ずーっとピアノを弾き続ける。
人が聞いていようがいまいがお構いなしに。
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何でなんだろう、疲れるだろうにって思っていたんだけど、
彼は常にバンバンか自分のアルバムのナンバーを弾いている。

自分のシンセサイザーのパートだけでなく、ピアノもホーンセクションも歌のパートも。
大所帯のバンドの曲をすべて見通せていて、自分の作品、自分達の演奏に自信と誇りを持って、常に反復してるんだなー。練習という風に思わずに常日頃、自然に弾いているんじゃないかなーと感じた。

日本だとお客さんの前か、いわゆる自己の個人練習って感じでしか弾かないから、えらい違いだ。
本当に音楽を愛しているんだろうなぁと、素敵だなーと思った。
それに日本だとどうしても器用さが求められて
常に違うことをやったり、なかなかひとつのグループに固定できない現状がある。

でもボリをはじめキューバ人ミュージシャンは
何でもできる能力が高い上に、所属バンドが固定されていて、
強い演奏のできる人が非常に多く、
音楽教育の水準の高さと潜在能力のハイレベルさに、度肝をぬかれる。
NEC_0754.jpg
さて当のボリのレッスンですが、先生というタイプではないので

ひたすら弾きまくって
ハイ、弾いてみて。ってかんじ。

しかもお客さんが次から次へとやってくる。
NEC_0750.jpg
おしゃべりしたりビール飲んだり、皆がいても突然ピアノを弾いたり、ほっぺにチューしたり(笑)
今までいろんな方に教えてもらったけど、こんなタイプはじめて。

レッスンってカンジじゃないよねーと思いながらも
でもモントゥーノのスパーンと抜けた音の立ち具合とスピード感が
とっても好き(^ー^)打楽器のように常にかき鳴らカンジ。少しでも近づきたい。
こんな自由なレッスンもいいかもねーと思った。

バンドの中で弾いているのを聞くとわからないけど、そばで弾いていると、ものすごい強さとグルーブ感。
キューバのピアニストのピアノは、たいてい鳴らなくて、調律が狂ってるんですけど、彼が弾くとピアノが生き生きと鳴る♪
私が真似して弾いても全然鳴らない。

楽器の良し悪しじゃなくて、鳴らすイメージと、こう鳴らしたいと思うこと。何より強いタッチ感。本当に刺激を受けます。
なんか女遊びばっかりしてちゃらちゃらしてる印象だったけど(笑)
ちょっと見直した。

たくさんお客さんが訪問しにきて、合間あいまにいろんなおしゃべりをする。
私に気を遣ってか、日本に演奏に来た時の話をいろんな人にしてて
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寿司を食べたとか、生の魚を食べるなんて信じられないとか、秋葉原に行ったとか、キューバよりフルーツが高いとか。

来てた頃は、天下のバンバンのメンバーが日本全国どさ周りツアーでさぞ大変だったろうと思うのですが、結構楽しんでたんだなーと思った。
日本で一緒に撮った写真とか動画とか、当時は
どうせすぐ消しちゃうんでしょー┐('〜`;)┌って思ってたんですけど

今でもあるよー♪
とか言って、お客さんにも『帽子かぶってた君の動画見たよ〜あの帽子今度かぶってきてよー』とか言われて

言葉がほとんどわからない交流だけど
通じたり伝わったり、残ってるもんなんだなーとちょっと感動。
自分の国で、くつろいで普段のなにげない姿をちょっとかいまみれて新鮮でした。

そしてそんな内に床屋さん登場。へー自宅でカットするんだーって
早速見学。
床屋さんの、てるてるぼうずの格好をしてもイケ面(笑)
床屋のお兄さんもかっこいい。
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なかなか丁寧な仕事ぶりで、通常は自分の家に来てもらうんだよーとか、男性しかカットしないとか、1日15人くらいカットに来るよーっ言ってた。
床屋さんと共謀してボリを七三わけとかにして遊んで写真を撮った(笑)
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そんなおだやかな時間が流れていたけど、
いきなりギャーギャー騒いで鈍い音がする。

どうやらお客さん同士が外で喧嘩をしてる模様。
騒然とした雰囲気。
でも後で聞いたら、キューバ人は熱くなりやすいのでよくある事らしい。

もっと弾いていったら?とボリは言ってくれたが、そんなカンジだし
さすがに長居したしで退散。ボリス家滞在記でした♪
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Habana 4/1①

街角で買ったサンドイッチ。1ドル払ってもおつりがくるくらい安い。
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今日はアレクシスの2回目のレッスンからスタート

お願いしていたアレンジをほとんど作っていてくれて感激する。
本当に親切で誠実な人だ。
私のアルバムもきちんと聞いてくれていてアドバイスをしてくれた。
キューバに来て強い音楽をたくさん聞いてしまうと
自分のアルバムは弱く聞こえてしまう。

ミケリーダのリアレンジを喜んでもらってほっとした。
アルバムに収録したこの曲は、もともとバラード曲で
アレクシスの友達のSAXプレイヤーのオリジナル楽曲。
美しくて繊細なメロディーだが、なかなかの難曲。この曲を私が再度アレンジして、バイラブレなものに近づけた。『ミホ、これなら踊れるねー』と嬉しそうに言ってくれた。
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本日のレッスンはミケリーダからスタート。いろんなスケールやコードを変化させることで、ソロが洪水のように出てきて脱帽。改めて自分のやることの多さと練習すべきことに気付かされる。
帰ったらひきこもりだなー。
ソロの練習用にループも打ち込んでくれる。
仕事が早い。改めてキューバ人のパワーと仕事の早さにびっくりしてしまう。
ホントにすごい能力。だからこれだけ精力的に多くの仕事をこなせるのか。
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↑アレクシスのピアノ。今はレッスンはエレピで行っているが、
一番はじめてレッスンにお家に伺ったとき、このピアノの調律が全部、均等に全音狂っていて泣かされた記憶がある。ドの音を弾くとシ♭の音が鳴る。
私の絶対音感が邪魔をして、弾いてることは理解できても、自分でその場で
先生の後について弾けない。今ではホントになつかしい思い出♪

そして終了後、河野さんの家に。久しぶりの河野家はやはりほっとする。
というのも私にとって5回目のキューバだが、過去最初の3回は
河野さんのお家でお世話になっていた。家族の皆さんとも仲良しで、いつも歓迎してくれて親切で嬉しい。
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思う存分日本語で話をしてから、昼食をご馳走になる。
この国に来てからはじめてのまともな食事。超うれしー♪
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今回ハバナは滞在期間が短いので、食べる間を惜しんで動き回っている。
観光は全くなし。
旧市街にすら行かず、行き先はレッスンかライブくらい。
カサ デ ラ ムシカにも結局一度も行かなかった。
キューバへ5回も行ってると楽しみ方が変わってくる。でもまた行きたくなってしまうのが不思議。
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