ただいま確定深刻中。は〜。帰りたい、テキサス。
(2/7日曜)
せっかくテキサスに行くので
ちょっとレコーディングにチャレンジしてみよう!
というのが目的のひとつでした。
何よりも、自分に少しでも自信や経験をつけて
次の一歩につなげたい。
2009年に初めてテキサスで出会った中で
一番好きなドラマーとベーシストにお願いして
実現することとなりました。

かなりのチャレンジャーです私。
自分に自信ないし、
英語しゃべれない。
アメリカのジャズミュージシャンと果たしてどんな
ラテンジャズをやれるのか。
チャレンジすることに意義があると思いつつもかなりびびってる私。
レコーディングの前日にリハをしてもらいました。もう全力を出すしかない!
すごーく迷って
結局、昨年キューバでアレンジしてもらった
FLY ME TO THE MOONをダメもとでやることにしました。
本当に難しいアレンジなのですが、ドラムのブラネンは
渡した資料で、全部覚えてきていてびっくりしました。
彼はジャネット・ジャクソンのツアーサポートをしたこともある素晴らしいドラマーなのですが、
みず知らずの日本人の私のレコーディングにもこんなに
きちんと関わってくれて感激でした。プロやわ〜

右がブラネン(Dr)左がマイケル(B)。ひなまつりの飴を持ってます(笑)
レコーディング経験もあまりない、不安いっぱいの私に
ブラネンは『ただ音楽を創るだけだよ』と言ってくれて本当に嬉しかった。
リハが終わったあとにベースのマイケルが
グレープフルーツをシェアしようと言い出して
まるでドラマみたいだわ〜(^ー^)と思いました。
彼はサンアントニオ出身で15歳から音楽学校に入って、テキサス大学でも勉強したよ〜
とか、君は笑顔で演奏してていいね。AFROを感じるよ。とか

あとは
頭じゃなくて心で弾きなさいと言われて、
じーんときました。
チャレンジは大事だよ。僕もギターをやってるんだ〜とか
そんなおしゃべりを、英語がわからない私に一生懸命してくれて
昔NYに行った時
アメリカ人は冷たいな〜って思ったことから
アメリカ人こえ〜!とか
英語しゃべれない人を相手にさせるのは悪いみたいな気持ちがあったんだけど
南部の、おだやかで優しい人達と出会ってから、
だいぶ恐怖心がやわらいできた。
日本だと沖縄とかあったかい地方の人は
穏やかな人が多い印象と似てる気がする。
そういえばマイケルに
『何でオースティンでレコーディングしようと思ったの?』
と聞かれた時に
日本よりスタジオ代が安いのもあるんだけど
なにより、コミニケーションをとれる人と一緒にやってみたかったの♪
と答えたのを思い出した。
見栄えとか、有名とかそういうのじゃなくて
信頼できる人と交流を持ちたいという想い。そこから何が見えるのか。
私の想いは伝わったのかもしれない。